オフィス移転の初期費用完全ガイド!コストを抑えるための内訳と節約ポイント


オフィス移転にかかる初期費用とは?
オフィス移転は、企業にとって新しいスタートを切るチャンスである一方、計画的に進めないと多額の初期費用がかかり、予算オーバーになるリスクもあります。「どの費用がどれくらいかかるのか?」といった疑問を解消するため、本記事では移転に伴う具体的な費用を徹底解説します。また、移転をスムーズに進めるための節約術もあわせてご紹介します。

物件取得にかかる費用

新しいオフィスを契約する際、まずは初期契約費用を支払う必要があります。これには敷金や保証金、礼金といったさまざまな項目が含まれます。
敷金・保証金
敷金や保証金は、ビルの規模によって変わりますが家賃の3〜12ヶ月分が相場です。これは貸主への担保金として預けるもので、退去時に返金されますが、修繕費や清掃費が差し引かれることもあります。
礼金
礼金は、家主に対する謝礼金です。家賃の1〜2ヶ月分を支払うケースが多いですが、最近は礼金不要の物件も増えています。「礼金ゼロ」の物件を選ぶことで、初期費用の負担を減らせます。
仲介手数料
不動産会社に支払う仲介手数料は、家賃の1ヶ月分程度が一般的です。

内装工事費とオフィス家具の購入費

オフィスの引き渡し状態によっては、内装工事や家具の購入が必要になります。スケルトン(壁や床がない状態)の場合、内装工事費が特に高くつきます。
内装工事費用
- 壁や床の設置:パーテーションやカーペットの設置が含まれます。
- 照明や電気工事:天井照明の設置や電源の追加工事も必要です。
- 会議室の設置:防音設備のある会議室や集中スペースを作る場合、追加費用がかかります。
オフィス家具の購入
- 机や椅子の購入:社員の快適な作業環境のためには、質の良い家具が欠かせません。
- 収納設備やキャビネット:書類を整理するための収納設備も必要です。
- 中古家具の活用:「もったいないオフィス家具」のような無料提供サービスを利用すると、費用を大幅に抑えられます。


ITインフラ構築費用

快適なオフィス環境には、ネットワークやIT設備の整備も不可欠です。
- インターネット回線の引き込み:新しいオフィスで使用するインターネット回線を手配します。
- サーバーやルーターの設置:IT部門のサポートが必要な場合もあります。
- 電話回線の移設:代表番号や内線番号の設定を移行するための工事が発生します。

引越し費用と廃棄処理費

荷物の搬出・搬入には、引越し業者の費用がかかります。また、不要な家具や設備の処分も事前に考えておく必要があります。
引越し業者の費用
- 基本料金:荷物量や移動距離に応じて料金が決まります。
- 大型機器の搬送:重量のあるコピー機やサーバーの移動には追加料金が発生します。
- 夜間・休日の作業料金:引越しを夜間や休日に行う場合、料金が割増になることがあります。
不要品の廃棄費用
- 産業廃棄物処理費:古い家具を適切に処理するには、専門業者に依頼します。

- 自社処理でコスト削減:自社で廃棄処理を行うことができれば、コストを抑えられます。

退去時の原状回復費用

退去するオフィスでは、契約時に定められた原状回復を行う必要があります。
原状回復費とは?
原状回復とは、オフィスを契約時の状態に戻すことを指します。壁紙の張り替えや床の補修が一般的な作業です。契約内容によっては、費用が数十万〜数百万円に達することもあります。
居抜きオフィス物件でコスト削減
最近では、原状回復の費用を削減するために「居抜きオフィス物件」を選ぶ企業も増えています。居抜きオフィス物件では、前の入居者が残した設備をそのまま活用できるため、内装工事費や原状回復費を抑えられます。


その他の諸費用

オフィス移転には、次のような予想外の費用も発生する可能性があります。
- 人件費:社員が移転作業に参加する場合、その手当が必要です。
- 名刺やパンフレットの更新費用:住所変更に伴い、名刺やパンフレットを新しく印刷する費用も発生します。
- 移転案内の広報費用:取引先や顧客に新しい住所を周知するための案内や、移転祝いの準備も必要です。

オフィス移転費用を抑えるためのコツ
居抜きオフィス物件を活用する
内装工事や原状回復のコストを大幅に抑えられるため、居抜きオフィス物件はコスト削減の有効な手段です。居抜きオフィス物件を検討されている方は、ぜひ居抜きオフィス物件の専門検索サイトを活用してください。「もったいないオフィス居抜き移転.com」は、循環型社会のオフィス移転をサポートする居抜きオフィス移転支援サイトです。入居者も退去者もお得に利用できる安心のサービスで、地球、日本、お客様企業が「サステナブル(持続可能)な社会」を実現する支援を行います。
中古オフィス家具を利用する
「もったいないオフィス家具」のような無料提供サービスを活用することで、家具の購入費を大幅に削減できます。環境にやさしくお得に移転したい方は、ぜひ「もったいないオフィス家具」の利用を検討してみてください。

引越し時期を調整する
繁忙期を避けて引越しをすることで、業者の料金が安くなることがあります。閑散期の平日を狙うのも効果的です。

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まとめ
オフィス移転の初期費用は、契約費用、内装工事、引越し、退去費用など多岐にわたります。無計画に進めると予算オーバーになりかねないため、あらかじめ費用の内訳を把握し、余裕のある計画を立てることが重要です。
また、居抜き物件や中古家具を活用することで、大幅なコスト削減も可能です。
オフィス移転を成功させるには、しっかりとした計画と準備が不可欠です。この記事が、皆さんの移転準備のお役に立てれば幸いです。





