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社内で「もったいない」を減らすための工夫

ハマタロウ博士1号

サステナブルなオフィスを実現するためには、日々の業務の中で「もったいない」を意識し、具体的な行動に移すことが重要です。紙・電気・水といった基本的なリソースの節約だけでなく、オフィス家具や備品の有効活用を通じて、無駄の削減を推進することができます。本記事では、オフィスにおける「もったいない」を減らすための具体的な工夫を紹介します。

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「もったいない」を減らそう!

紙の使用を見直す

紙の使用はオフィスで最も多い無駄の一つです。以下の取り組みで使用量を削減できます。

ペーパーレス化の推進

デジタルツールを活用し、会議資料や契約書を電子化しましょう。クラウドストレージや文書管理システムを導入すれば、紙の使用を大幅に削減可能です。電子決裁システムを利用することで、印刷や保管コストの削減にもつながります。

両面印刷・集約印刷

資料を印刷する際は、両面印刷を基本とし、複数ページを1枚に集約する設定を活用しましょう。特に社内会議資料は、画面共有をメインとし印刷枚数を最小限に抑えることで、紙の無駄遣いを防ぐことができます。

印刷ルールの徹底

不要な印刷を防ぐため、印刷前に承認を必要とする仕組みを導入しましょう。また、プリンターのデフォルト設定を両面印刷にすることで、社員が意識せずとも紙の節約につながる環境を整えましょう。

古紙の活用

片面使用済みの紙をメモや下書き用紙として再利用しましょう。社内にリユースペーパー専用のトレーを設置し、誰でも気軽に使えるようにすることで、紙資源の有効活用を促進できます。

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「もったいない」を減らそう!

電気の無駄を減らす

オフィスの電力消費を最適化することで、コスト削減と環境負荷の低減が可能です。

LED照明の導入

従来の蛍光灯に比べて消費電力が少なく、寿命が長いLED照明を導入しましょう。初期投資はかかるものの、長期的に見れば電気代の削減につながります。照明の配置も見直し、必要な場所に適切な明るさを確保することが重要です。

人感センサーの活用

会議室や倉庫、廊下など、人の出入りが少ない場所には人感センサー付きの照明を導入しましょう。これにより、消し忘れによる電力の無駄を防ぐことができます。特に、深夜や休日のオフィスでの不要な電力消費を抑える効果があります。

待機電力の削減

パソコンやプリンター、コピー機などの電子機器は、使用していない間も待機電力を消費します。業務終了後には電源を完全にオフにし、電源タップを利用してまとめて管理すると効率的です。特に長期休暇中は、コンセントから抜くことでさらなる節電が可能です。

オフィスレイアウトの見直し

自然光を最大限に活用できるオフィスレイアウトに変更することで、日中の照明使用を抑えることができます。デスクの配置を工夫し、窓際の明るい場所で作業する時間を増やすことも有効です。ブラインドやカーテンを適切に調整し、室温管理と合わせて電力使用を最適化しましょう。

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「もったいない」を減らそう!

水の使い方を見直す

オフィスでは給湯室やトイレでの水の使用が多く、少しの工夫で節水が可能です。

節水型設備の導入

オフィスのトイレや給湯室に自動水栓や節水型トイレを導入することで、無意識のうちに水の使用量を削減できます。特に、自動停止機能付きの水栓は、長時間の水の流しっぱなしを防ぎ、大幅な節水効果が期待できます。

適切な使用を意識

蛇口をこまめに閉める、洗い物をまとめて行うなど、日常の小さな行動が節水につながります。また、給湯器の設定温度を適正に保つことで、無駄な水の流出を防ぐことができます。

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「もったいない」を減らそう!

もったいないオフィス家具の活用

新品のオフィス家具を購入するのではなく、リユース・リペア品を活用することで、コストを抑えながら環境負荷を低減できます。

リペア品の活用

破損した家具や設備は、廃棄せずに修理をすることで、長期間使用できるようになります。椅子の座面やデスクの引き出しなどの修理を行い、まだ使える家具を再利用することで、資源を無駄にすることなくオフィス環境を整えることができます。

リユース家具の導入

新品のオフィス家具を購入する代わりに、リユース家具を選ぶことは環境に優しく、コストの削減にもつながります。オフィス移転や改装の際に、まだ十分に使用可能な中古家具を選ぶことで、リソースの無駄を防ぎ、サステナブルな運営を実現できます。

「もったいないオフィス家具」なら、商品代金無料で高品質な中古オフィス家具を利用できます。廃棄されるはずだったオフィス家具を再活用することで、コスト削減だけでなく、環境負荷の低減にも貢献できます。地球にもお財布にもやさしい選択肢として、積極的に活用しましょう。

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不要家具の再利用

オフィスの移転やレイアウト変更時に、不要になった家具を捨てずに再活用する方法を考えましょう。使わなくなったオフィス家具は他の部署で使用する、あるいはフリーマーケットなどで再利用することで、資源の無駄を減らし、環境への負担を軽減できます。

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「もったいない」を減らそう!

「もったいない」を減らすその他の工夫

シェアリングの促進

オフィスで使用する文房具や備品は、個人で購入するのではなく、共有のものとして利用することを促進しましょう。これにより、無駄な購入を避けることができ、物品の使用頻度に合わせた管理が可能となります。社員同士で協力し合うことで、物品の消費を抑えることができます。

ごみの分別・適正な管理

オフィス内でのゴミの分別を徹底し、リサイクルを推進しましょう。各種類の廃棄物をきちんと分けて処理することで、リサイクル可能な物質を無駄にせず、環境負荷を軽減できます。明確な分別ルールを設け、全社員に周知徹底することが重要です。

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フードロス対策

オフィス内での食品廃棄を減らすために、賞味期限の管理や食材の食べきりを心がけましょう。食品の買いすぎを避けるとともに、過剰包装のものを選ばない、余ったものを社員で分け合うなど、フードロスを防ぐ工夫を取り入れることが大切です。

社内フリーマーケットの開催

社員同士で不要なオフィス用品や家具を交換する場を設けることで、廃棄物の削減に貢献できます。不要になったオフィス家具をフリーマーケットで提供することで、他の社員が必要としている物を再利用でき、廃棄の削減と共有の文化が生まれます。

まとめ

オフィスでの「もったいない」を減らす工夫は、コスト削減だけでなく、サステナブルな企業経営にも直結します。特に、もったいないオフィス家具の活用は、環境負荷を抑えつつ、機能的で快適なオフィス環境を実現する有効な手段です。企業全体で意識を高め、持続可能なオフィス運営を目指しましょう。

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ハマタロウ博士
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SDGs×オフィスアドバイザー
こんにちは!SDGs×オフィスアドバイザーのハマタロウ博士です。賃貸オフィス選びから居抜きオフィスの活用、セットアップオフィス、さらには無料オフィス家具の入手方法やオフィスのエコフレンドリーな廃棄まで、あらゆるオフィスのコツを分かりやすくお届けします。 最新のオフィストレンド、実用的なアイデア、業界のインサイトを発信していきますので、ぜひお楽しみに!
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