もったいないオフィス

離職率や生産性にも影響!コミュニケーションを生むオフィスとは?

ハマタロウ博士1号

はじめに

A氏
A氏

部署をまたいだ交流が減って、連携ミスが目立つようになった。

B氏
B氏

上司と部下のコミュニケーションが不足していて、認識違いが起きている気がする。

コロナ禍以降、リモートワークやフリーアドレスの浸透により、以前よりも社員同士が顔を合わせる機会が減ってきた今。意識していないと、社内のコミュニケーションはどんどん希薄になってしまいます。そうなると情報の伝達ミスや意思疎通のズレが起きやすくなり、業務効率や社員満足度にも影響してしまう可能性があります。
では、どうすれば「話しやすい・相談しやすいオフィス」にできるのでしょうか?
この記事では、社内コミュニケーションを促進するための空間づくりの工夫を、オフィスの選び方やおすすめの家具とともにご紹介します。

社内のコミュニケーションが活性化すると、なぜ良いのか?

オフィス内のコミュニケーションが活発になると、情報共有のスピードが格段に上がります
特に部門間での連携が必要な場面では、ちょっとした雑談や立ち話の中からプロジェクトのヒントや改善案が生まれることも。
また、心理的安全性の向上も大きなメリットです。上司や同僚との関係性が良好だと、意見が言いやすくなり、ミスを報告しやすくなります。これは職場のストレス軽減にもつながり、結果的に離職率の低下生産性の向上にも直結します。

1. 部署を超えた連携がスムーズになる

コミュニケーションが活性化すると、部門間の壁が低くなります。
例えば営業部と開発部、総務と現場スタッフなど、ふだんあまり交わらないメンバー同士が気軽に言葉を交わせることで、業務の連携ミスや情報の伝達不足を防ぐことができます
また、ちょっとした立ち話や雑談の中に、業務改善のヒントや新しいアイデアが生まれることも少なくありません。部署を超えた「気づき」の共有が、結果としてチーム力の底上げにもつながります。

2. 上司と部下の信頼関係が深まる

上司と部下の関係性は、働きやすさを大きく左右する要素のひとつ。
会議や面談だけでなく、日常のちょっとした会話の中でこそ、互いの考え方や価値観への理解が深まります。話しやすい雰囲気のオフィスでは、部下が悩みや不安を相談しやすく、上司も部下の変化に気づきやすくなります。こうした日常の積み重ねが、信頼関係の構築や早期離職の防止にもつながります。

3. 離職率が下がる・エンゲージメントが高まる

人は「居場所」があると感じられる場所に留まりたいと感じるもの。
コミュニケーションが活発な職場では、「話せる」「頼れる」人がいるという安心感が生まれます。特に新入社員や中途入社者にとっては、早期に人間関係が構築できる環境があることで、社内に溶け込みやすくなり、定着率も向上します。また、働きがいや貢献実感が高まることで、社員のモチベーションや生産性も向上します。

4. 改善提案が生まれやすくなる

異なる部署・異なる視点を持つ人との対話の中で、新たなアイディアが生まれることはよくあります。たとえば、営業担当が現場の課題を技術部門に伝えることで、商品開発のヒントが得られたり、事務スタッフが日々の業務効率化のアイデアを提案したり。日常的なコミュニケーションがあるからこそ、「ちょっとした気づき」が共有され、形になっていくのです。

5. 心理的安全性が高まる

誰もが安心して自分の意見や提案を話せる環境、それが「心理的安全性」です。
この安全性が高い職場では、ミスを隠すことなく共有できたり、反対意見も歓迎されたりと、チームとしての柔軟性と成長力が高まります。オフィスでのちょっとした雑談や笑い声は、「話しても大丈夫」という空気を作ります。結果として、チャレンジがしやすくなり、失敗を恐れずに業務改善や新しい取り組みに挑戦できる風土が育っていきます。

「話しやすさ」をつくるオフィスの工夫とは?

「社員同士の会話が自然と生まれる環境」は、意識だけで作れるものではありません。
オフィス設計や家具の配置がその鍵を握っています。雑談や立ち話のような何気ないコミュニケーションが、実はアイデアの種や、業務のすれ違いを防ぐヒントになることも多くあります。
では、社員同士が自然に話せるようなオフィス空間をつくるには、どんな工夫が必要なのでしょうか?

1. レイアウトの工夫で「自然な接点」をつくる

社内コミュニケーションを促進するために効果的なのが、オフィスの動線や共有スペースの配置を工夫して、社員同士が自然と顔を合わせる機会を増やすことです。

  • カフェスペースを中央に配置して、誰もが立ち寄る導線にする
  • 複合機やロッカーをあえて共用のエリアに集約して、部署を越えて人が集まる場をつくる
  • 出入口やエレベーターホールの近くにラウンジを設け、ちょっとした会話が生まれる環境にする

このような偶発的な出会いを仕掛けることで、業務上の相談がしやすくなったり、部署を越えたつながりが自然と生まれたりするのです。

2. 固定席をなくして、部署の壁を低くする

フリーアドレス制ABW(Activity Based Working)の導入も効果的です。
「所属部署の島に縛られる」状態から解放され、他部署との距離感がグッと縮まることがあります。もちろん全社員が毎日自由に席を選ぶ必要はありません。たとえば週1回だけフリーアドレスの日を設けたり、一部エリアを自由席にするだけでも、社内の風通しが良くなったという企業もあります。

3. 会議以外の「話せる場所」をつくる

業務報告や決定のためのかしこまった会議室とは別に、カジュアルな打ち合わせや雑談ができる場所があると、コミュニケーションの質が大きく変わります。

  • 背もたれのあるソファとローテーブルの「リビング風ラウンジ」
  • ファミレスブースのように囲われた2〜4人用の半個室
  • スタンディングミーティングができるハイカウンター

こうしたスペースは「周囲の目が気にならず話しやすい」「短時間で切り上げやすい」などの理由で、話しかけるハードルを下げてくれます。

4. 話しかけてOKな雰囲気づくり

空間設計だけでなく、人に話しかけていい空気をどう演出するかも大切です。この点では、オフィス家具の選び方も意外と重要なポイントです。
たとえば、背の高いパーテーションで区切られたブース型デスクは集中には向きますが、会話のきっかけにはなりにくいもの。一方で、目線が合うようなゆるやかな仕切りや、手元だけ隠れるデスクパネルを取り入れると、話しかけやすさは格段にアップします。

セットアップオフィスの魅力

内装や什器があらかじめ整っているセットアップオフィスは、そうした環境が初期費用なしですぐに整うのが最大の魅力です。
デザイン性のあるラウンジや、通話・WEB会議用のテレカンブースなど、コミュニケーションを促す工夫が随所に施されています。

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コミュニケーションを支える、おすすめ家具のご紹介

オフィスの家具選びは、見た目の印象や機能性だけでなく、社員同士の会話や関係性の構築にも影響を与える大切な要素です。ここでは、社内コミュニケーションを後押しする家具の例をご紹介します。

ソファセット

ちょっとした来客対応や、部門を越えたカジュアルな打ち合わせ、リラックスした会話の場づくりにぴったり。堅苦しさを取り払った空間が、自然な会話を促します。

丸テーブル

円形は視線が交差しやすく、フラットな関係性が生まれやすい形状です。軽めのミーティングや雑談などに最適です。

カフェ風ハイテーブル

立ち話のような気軽さで、気軽なコミュニケーションが生まれやすい家具。短時間での意見交換や、移動中の一時的な作業スペースとしても活用できます。

キャビネット・収納家具

デスク周りがすっきりすると心にも余裕が生まれます。見通しの良い空間は、声もかけやすく、相談しやすい雰囲気づくりに貢献します。

ホワイトボード付きパーティション

仕切りながらもアイデアの共有がしやすく、思考の見える化が可能。チームの共通認識を高め、対話をスムーズにします。

このような家具の工夫により、物理的な距離だけでなく心理的な距離も縮まり、日々のコミュニケーションがより活性化されます。
オフィス環境の見直しは、一度にコストがかかる取り組みと思われがちですが「もったいないオフィス家具」を活用すれば、新品では実現できない価格帯で、質の高い家具を揃えることが可能です。加えて、オフィス家具を再利用するという行動自体が、企業のSDGsへの貢献にもつながります。社員にとって誇らしい取り組みでもあり、企業ブランディングの一環にもなり得ます。

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まとめ|オフィスが変われば、会話が生まれる

社員が自然に話すようになる空間は、意識ではなく「環境設計」から生まれるものです。
セットアップオフィスや、手軽に導入できる再利用家具を活用すれば、コストを抑えつつ「話しやすい空気」を作ることができます。

「初期費用をかけられないけど、オフィスの雰囲気は良くしたい」
「社員のつながりをもっと感じられる職場にしたい」

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SDGs×オフィスアドバイザー
こんにちはじゃ!オフィスのことならワシにおまかせ!SDGs×オフィスアドバイザーのハマタロウ博士じゃよ。この道50年、流行が変わろうと、オフィス選びの勘どころはしっかり押さえておるぞい。 賃貸オフィスをどう選ぶか?使わなくなったオフィス家具はどう処分するのがエコなのか?お得にオフィス家具を手に入れるにはどうすりゃええのか……そういった知っておくと得をするオフィスの知恵を、これからたっぷりとお届けしていくぞい!最新のオフィストレンドや、すぐ使える実用ワザ、業界の裏話まで…ぜひとも楽しみにしていてくれぃ!
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