電気街だけじゃない秋葉原|企業が集まる理由とオフィス探しのポイント

ハマタロウ博士5号

秋葉原というと、電気街やアニメ・ゲームの街をイメージする方も多いのではないでしょうか。

現在の秋葉原は、こうした商業やカルチャーの街としての顔に加え、IT・ICT関連企業をはじめとする企業が集まるビジネスエリアでもあります。

また、秋葉原は駅を挟んで歩く方向が変わるだけで、街の表情が大きく変わるのも特徴です。電気街口・外神田方面には秋葉原らしい商業やカルチャーのにぎわいがあり、昭和通り・東神田・神田和泉町方面はオフィスや事業所が多いエリア。さらに岩本町・神田須田町方面まで広げると、神田駅や都営新宿線も利用しやすくなります。

今回は、どのような企業が秋葉原を選ぶのか、そして自社に合うオフィスをどのエリアで探すべきかという視点から、秋葉原の現在のオフィス事情を見ていきます。

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1. 秋葉原は「電気街」からビジネス拠点へ

現在ではさまざまな企業がオフィスを構える秋葉原ですが、街の姿は時代とともに大きく変化してきました。

戦後はラジオ部品や電気製品を扱う店舗が集まり、やがて家電製品の街として発展。1980年代後半から1990年代にかけては、パソコンの普及とともにPC本体や周辺機器、パーツを扱う専門店が増え、「パソコンの街」としても存在感を高めていきました。

さらに、ゲームやアニメ、フィギュアなどの専門店が増え、2000年代にはメイドカフェをはじめとする独自のカルチャーも広がります。「アキバ」という呼び方とともに、サブカルチャーの発信地として知られるようになったのもこの頃です。

その後、駅周辺では再開発が進み、秋葉原UDXなどの大型施設やオフィス・商業機能が整備されました。現在では、電気・電子分野に加え、IT・ソフトウェア、システム開発、ゲーム・デジタルコンテンツ、研究・技術開発など、さまざまな分野と結び付きのあるビジネスエリアへと変化しています。

家電、パソコン、サブカルチャー、そしてビジネス。秋葉原は、その時代の新しい技術や文化を取り込みながら街の役割を広げてきたエリアです。

こうした背景を知ると、秋葉原のオフィス立地は単に「交通が便利だから」というだけでなく、企業の事業内容と街との相性から考えることもできます。

2. どんな企業が秋葉原を選ぶ?

IT・ソフトウェア・システム開発企業

秋葉原駅周辺は、ICT関連企業の集積が地域特性の一つとなっています。

システム開発会社やソフトウェア会社、Webサービス会社などにとっては、「テクノロジーの街」という秋葉原のイメージと事業内容を結び付けやすい立地です。

また、取引先や採用候補者に所在地を伝えた際に、事業内容をイメージしてもらいやすいことも、秋葉原を選ぶ理由の一つとして考えられます。

ゲーム・アニメ・デジタルコンテンツ関連企業

秋葉原は、アニメ・ゲーム・フィギュアなどのサブカルチャーが集まる街としても知られています。

ゲーム開発、アニメ・映像制作、キャラクター・IPなどを扱う企業であれば、ユーザーや関連する文化に近い場所で働けることに加え、「秋葉原にオフィスがある」という所在地そのものにも事業との親和性があります。

電子機器・ハードウェア関連企業

電気街として発展してきた秋葉原は、電子部品、PC・周辺機器、通信機器、IoT、メーカー・商社など、ハードウェアに関わる企業ともつながりのあるエリアです。

現在はITやコンテンツのイメージも強くなっていますが、電気・電子分野の集積は秋葉原の街を形づくってきた大きな要素です。

営業拠点として秋葉原を選ぶ企業

秋葉原を選ぶのは、ITやコンテンツ関連企業だけではありません。

JR山手線・京浜東北線・総武線、東京メトロ日比谷線、つくばエクスプレスを利用できるため、都内各方面への移動が多い企業にも候補になります。

さらに岩本町駅まで含めれば都営新宿線も利用でき、新宿・市ヶ谷方面への移動にも選択肢が増えます。

「秋葉原らしい業種だから選ぶ企業」と「交通動線を重視して選ぶ企業」の両方があることが、秋葉原のオフィスエリアとしての面白さです。

3. 電気街口・外神田・末広町駅方面|秋葉原らしさを重視するなら

電気街口から外神田、末広町方面は、秋葉原らしい街のにぎわいを感じやすいエリアです。

中央通り沿いには家電やパソコン、ゲームなどを扱う店舗が並び、路地へ入ると電子部品やPCパーツなどを扱う専門店も点在しています。大型店と専門性の高い店舗が近い範囲に共存していることも、このエリアならではの特徴です。

一方、電気街口前には秋葉原UDXや秋葉原ダイビルなど、再開発によって整備された大型オフィス・複合施設が立地しています。昔ながらの電気街の雰囲気を残しながら、大型オフィスが加わったことは、近年の秋葉原の変化を象徴する一例といえます。

また、日曜日には中央通りの一部で歩行者天国が実施され、多くの人が行き交います。平日のビジネス街とは異なる、秋葉原ならではの街の表情を感じられる場所です。

IT、ゲーム、アニメ、電子機器など、街と自社事業との親和性を重視する企業であれば、こうした秋葉原らしい環境に近いこともオフィス所在地を選ぶ理由の一つになります。

さらに、駅前だけでなく末広町方面まで範囲を広げると、まとまった面積のオフィスも比較できます。

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募集物件例|末広ビル(外神田)

末広ビル(外神田)は千代田区外神田5丁目に位置し、銀座線の末広町駅徒歩1分と駅からすぐの物件です。中央通り沿いで視認性も抜群。秋葉原駅はもちろん、御徒町駅や湯島駅も徒歩圏内です。ワンフロア60.41坪とまとまった広さを確保できます。

2026年9月現在、募集区画がございます。

【末広ビルの最新募集区画を見る】

秋葉原の電気街・外神田エリアとの近さを保ちながら、80~100坪前後を探したい企業は、末広町方面まで範囲を広げてみるとよいでしょう。

4. 昭和通り・東神田方面|業務拠点として使いやすい

秋葉原駅の東側、昭和通りから東神田方面へ進むと、電気街側とは街の表情が大きく変わります。

昭和通り沿いにはオフィスビルや事業所が並び、駅前のにぎわいから少し離れると、落ち着いたビジネスエリアが広がります。さらに東神田方面まで進むと、靖国通りや清洲橋通りにも近く、中規模のオフィスビルが点在する、よりビジネス色の強い街並みになります。東神田には1フロア70~80坪前後の中規模オフィスも見られ、秋葉原駅周辺でまとまった面積を探す際の選択肢になります。

そのため、「秋葉原の交通利便性は活かしたいが、電気街のにぎわいの中にオフィスを構えることにはこだわらない」という企業にとって比較しやすいエリアです。

50~100坪前後では、駅前の大型ビルだけでなく、昭和通り沿いや東神田にある中規模ビルも比較したいところです。1フロアを1社で使える物件も見つけやすく、オフィスの選び方に幅が出ます。

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募集物件例|PMO秋葉原Ⅱ(東神田)

PMO秋葉原Ⅱは千代田区東神田2丁目にあり、日比谷線の秋葉原駅から4分、都営新宿線の岩本町駅から徒歩5分です。昭和通りから少し入った柳原通り沿いで、周辺はオフィスビルやマンションがならぶ大変落ち着いた環境です。東神田郵便局がはす向かいの徒歩1分の距離にあり、大変便利です。

2026年9月時点では136.14坪の区画が募集されています。2011年竣工で、ワンフロア・ワンテナント仕様。OAフロア、個別空調、男女別トイレ、駐車場などを備えています。

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50~100坪程度で、1フロアを1社で使えるオフィスを探している企業にとっては、東神田エリアの中規模ビルも有力な選択肢になります。

5. 岩本町・神田須田町方面|複数駅を使い分けたい企業に

秋葉原駅から南側へ進むと、岩本町・神田須田町エリアに入ります。この周辺は、秋葉原駅に加えて岩本町駅や神田駅も利用しやすく、複数の駅・路線を使い分けられることが特徴です。

岩本町駅からは都営新宿線を利用できるため、新宿・市ヶ谷方面への移動にも便利です。さらに東側は中央区の日本橋エリアに近く、馬喰町・馬喰横山駅、小伝馬町駅も徒歩圏内に入ります。

そのため、秋葉原を拠点にしながら、神田・日本橋方面まで営業や通勤の動線を広げたい企業に向いているエリアです。

外神田・末広町方面が秋葉原らしいカルチャーとの近さ、昭和通り・東神田方面が落ち着いた業務エリアだとすれば、岩本町・神田須田町方面は、周辺エリアへ動きやすい交通面の広がりが魅力です。

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募集物件例|Daiwa神田須田町ビル(神田須田町)

Daiwa神田須田町ビルは千代田区神田須田町2丁目にあり、都営新宿線の岩本町駅A1出口すぐそば、駅から徒歩1分です。秋葉原駅・神田駅も徒歩圏内。靖国通りに面しており視認性も良好です。

2026年9月時点では72.60坪の区画が募集されています。ワンフロア・ワンテナント仕様で、OAフロア完備。トイレは室外男女別トイレです。駐車場を備え、24時間利用可能です。

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70坪前後のオフィスを探しながら、秋葉原・岩本町・神田の3駅を業務に活用したい企業にとって比較しやすい立地です。

6. 50坪以上のオフィス選び|ワンフロアと分割区画の違い

50坪以上のオフィスを探すときは、中規模ビルを1フロアで借りる方法だけでなく、基準階の大きなビルの分割区画も比較できます。

たとえば50~80坪前後でも、1フロアを自社だけで使える中規模ビルと、大型・中大型ビルの一部を借りる分割区画では、オフィスの使い方や建物の特徴が異なります。

独立性を重視するのか、ビルの規模や設備、新しさを重視するのか。同じ面積でも、何を優先するかによって選ぶ物件は変わります。

新築オフィスの分割区画も|アズマ秋葉原中央ビル(神田佐久間町)

アズマ秋葉原中央は、千代田区神田佐久間町1丁目に位置する、2027年2月竣工予定の新築オフィスビルです。2026年9月時点では、52.73坪の分割区画に加え、135.82坪のまとまった区画も募集されています。中規模の区画から100坪を超える広さまでそろっているため、事務所移転の規模に合わせて検討しやすい点が特徴です。

また、秋葉原駅から徒歩3分というアクセスの良さもあり、社員の通勤や来客、営業時の移動を考えるうえでも使いやすい立地です。面積の選択肢と駅からの近さを両立した、秋葉原エリアでの移転先候補として比較しやすいオフィスです。

【アズマ秋葉原中央ビルの最新募集区画を見る】

また、基準階の大きなオフィスビルは、分割区画を選べるだけでなく、エントランスやトイレ、エレベーターなどの共用部や建物設備が充実している物件もあります

50坪台のオフィスを探す場合でも、中規模ビルだけに絞る必要はありません。大型・中大型ビルの分割区画まで含めて比較すると、立地や設備、建物の新しさなど、より幅広い条件から自社に合うオフィスを選びやすくなります。

7. 企業タイプから考える秋葉原のオフィス選び

秋葉原駅でオフィスを探す際は、最初からエリアを決めるよりも、自社が何を重視して秋葉原を選ぶのかを整理しておくと、候補を絞りやすくなります。

街との親和性を重視するのか、落ち着いた業務環境を求めるのか、複数駅・路線の使いやすさを優先するのか。重視するポイントによって、比較したいエリアも変わってきます。

重視するポイント比較したいエリア特徴
IT・ゲーム・コンテンツとの親和性外神田・末広町方面秋葉原らしい街との距離が近い
日常の業務拠点としての使いやすさ昭和通り・東神田方面中規模オフィスも比較しやすい
営業・通勤の交通動線岩本町・神田須田町方面秋葉原・岩本町・神田を使い分けやすい
50~100坪をワンフロアで利用東神田など中規模ビルを比較しやすい
ビル規模や新しさも重視秋葉原駅周辺大きなビルの分割区画も候補になる

50坪以上では、駅からの近さだけでなく、エリアやビル規模、区画のタイプまで含めて比較することが大切です。

8. まとめ|秋葉原駅で自社に合うオフィスを探す

秋葉原は、電気街としての歴史に加え、IT・ICT、ゲーム・アニメなどの産業や文化が重なりながら発展してきた街です。

オフィスを探す際は、駅からの近さだけでなく、自社が秋葉原に何を求めるのかを整理しておくと、比較するエリアが見えやすくなります。

秋葉原らしい街との近さを重視するなら外神田・末広町方面、落ち着いた業務環境や中規模オフィスを探すなら昭和通り・東神田方面、複数駅・路線の使いやすさを重視するなら岩本町・神田須田町方面が候補になります。

また、50坪以上では、中規模ビルのワンフロアだけでなく、大型・中大型ビルの分割区画まで含めて比較することで、物件の選択肢も広がります。

自社の業種や働き方、通勤・営業動線、必要な面積に合わせて、秋葉原駅周辺のオフィスを見比べてみてください。

※掲載している募集情報は2026年9月時点の情報です。募集状況は変更となる場合があります。

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ハマタロウ博士
SDGs×オフィスアドバイザー
こんにちは!オフィスのことならおまかせ!SDGs×オフィスアドバイザーのハマタロウ博士です。この道50年以上、流行が変わっても、オフィス選びの勘どころはしっかり押さえています! 賃貸オフィスをどう選ぶか?使わなくなったオフィス家具はどう処分するのがエコなのか?お得にオフィス家具を手に入れるにはどうすればいいのか……そういった知っておくと得をするオフィスの知恵を、これからたっぷりとお届けしていきます!最新のオフィストレンドや、すぐ使える実用ワザ、業界の裏話まで…ぜひお楽しみに!
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